やっと春・4月になりました。長い冬・・・といっても暖冬でしたので比較的過ごしやすかったのではないでしょうか?さて、最近になって地元の更級の棚田やお月見について先輩からご教示を受けて知ったことがあります。外国の人の方が日本や地元のことを知っている場合もありますよね。それじゃいかんと常々思ってはいました。ひょんな関係でさらしなの棚田やその周辺の歴史・文化を知る機会がありました。なんと、”桜で有名な奈良の吉野と月のさらしな”は縁が深いということの道標が軽井沢の追分にあるそうです。私はとても感銘しました。というのは私の実の長女が奈良の吉野に嫁いでおります。これは何か縁がある。ましてや私の家の庭にはお月見の神様の二十三夜さんの石像がありますし、おじいちゃんは俳句をしに更級・姨捨によく通っていたという話をおばあちゃん・父から聞いております。残念ながら私には昔のことを教えてくれる男性の家族は今はもういません。でも不思議ですね、家族が教えてくれなくとも、近所の縁のある先輩が謎をいろいろ解いてくれるんですから・・・。そう考えたら低成長や不景気なんてどってことありませんね。もっと地元の文化を、日本の歴史を我々現役世代が学ばなければいけません。そうすれば自分がいかに恵まれて生きているか、古人の夢や心意気を感じることがいつでもできるのです。そう考えられたら恐れるものはありません。開き直りでまっすぐに自分や家族、社員、周りの人たちを心から信じて、愛して日々頑張っていれば、捨てる神あれば拾う神あり、世の中は盲(めくら)千人目明(めあ)き千人ですね・・・。